航空整備士、グランドハンドリング、グランドスタッフ、エアカーゴ、マーシャラーをめざすなら東日本航空専門学校
学科紹介
職業実践専門課程
2年制・男女30名
さまざまな航空機が頻繁に離発着する空港。本学科では、航空機の安全運航をサポートすることを目的とした、航空機の誘導やけん引などのランプハンドリング業務や、拡大する輸出入に伴って年々増加する航空貨物「エアカーゴ」の取扱業務などの分野で活躍できるスタッフを養成します。
空港で実際に使用されている特殊車両で実習を行い、安全な取り扱いや運転技術を身につけます。
グランドハンドリングで求められる様々な技能を学び、働くイメージを明確にし、就きたい職業に沿った分野の技術を伸ばすことができます。
積雪が少ない地域のため、年間通して実習が行えます。また、雨や強風など天候時の注意点を理解できるよう、学校独自の基準を設け、悪天候時でも実習を行います。
現場に近い環境でグランドハンドリングに必要な専門知識・技術を幅広く身につけます。
特殊車両を取り扱う上での基本的な構造、操作手順、注意事項など、実習を通じて学びます。あわせて、工具や計測機器の取り扱い方法など基本的な整備技術も身につけます。また社会人として必要な、表計算や文章作成といった代表的なビジネスソフトもしっかりと学びます。
1年次で学んだ知識と技術をさらにステップアップし、航空機の地上支援業務、空港での地上作業に必要な知識を学びます。また、カリキュラムに英語、英会話も取り入れ、総合的な英語力のレベルアップを図ります。そして就職対策として、模擬面接やマナーなど幅広く修得します。
現在幅広い業界・分野で活用されているドローン(無人航空機)は航空業界でも導入されつつあります。令和4年12月にレベル4飛行(有人地帯目視外補助者なし飛行)が解禁されたことにより、ドローン物流サービスの広がりが予想されます。そのため本校でも、ドローンの安全運航に関する基本的な知識と飛行技術を学ぶカリキュラムを導入します。2年次に「無人航空機操縦技能証明証」「無人航空機安全運航管理者証明証」の取得をめざします。
菅原 真亜叉さん
山形県 鶴岡工業高校出身
小学生の時に初めて飛行機に乗り、航空業界に興味を持ちました。実習で最初は失敗が多かったのですが、徐々に成功率が上がり上達していくことを実感しています。先生に相談しやすい雰囲気で、先輩方に教えてもらう実習もあり、先輩と気軽に関わることができる環境が自慢です。今後の目標は任されたことに責任を持ち、意欲を持って成し遂げることです。皆さんも、自分がやりたいことを信じて頑張ってください!!
空港エンジニア科
小形 一敏先生
空港に到着した飛行機は駐機スポットまで来ると地上誘導を受けます。ここからグランドハンドリングのスタートです。乗客の乗り降り、手荷物や貨物の搭降載、出発機を押し出す、これらの仕事はグランドハンドリングと呼ばれています。仕事のジャンルは幅広く、空港で働きたいと思う夢を実現させるためのカリキュラムと、空港勤務経験のある教官がサポートします。
株式会社 JALグランドサービス
グランドハンドリング
片桐 琴香さん
宮城県 仙台工業高校出身〈2022年度 空港エンジニア科卒業〉
現在は東京国際空港(羽田)で航空機の搭載業務に携わっており、トーイングトラクター車での搬出・搬入や安全監視業務、センダー業務等を行っています。「センダー業務」は航空機の出発時にパイロットに向けて問題がないことを伝える仕事で、滑走路へ向かう航空機を見送る瞬間はとてもやりがいを感じます。学生時代は実習や資格の勉強で苦戦することもありましたが、クラスメイトや先生方と一緒に諦めずに乗り越えられた経験が、日々の業務に活きています。これからも常に先を見据えた行動で航空機の安全運航を支援する事、さらに上位の資格を取得して携わることができる業務の領域を広げていく事にチャレンジしていきたいです。